熱海の高台に建つ「MOA美術館」は、相模湾を見渡す絶景とともに、静けさと美しさが調和したアート空間。日本美術を中心とした貴重なコレクションと、建築美、自然美が織りなす特別な時間を体験できます。
今回は、そんなMOA美術館の魅力を深掘りし、心が整うような芸術のひとときをご紹介します。
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アートと建築が調和する美術空間
MOA美術館は、国宝「紅白梅図屏風(尾形光琳作)」や「色絵藤花文茶壺」など、貴重な日本美術の名品を所蔵・展示していることで知られています。静謐な展示空間に一歩足を踏み入れると、自然光と建築が美しく調和し、作品が語りかけてくるような感覚に包まれます。
特に印象的なのが、現代建築の名手・谷口吉生氏によるリニューアル設計。館内に差し込む柔らかな光、余白を活かした空間構成が、芸術作品の持つ魅力をさらに引き立てます。

絶景と一体になる、ガラスの大広間
MOA美術館のもう一つの魅力は、館内から見える熱海の海と空。ロビーから続く大きなガラス窓の先には、青く広がる相模湾が眼前に迫ります。まるで空間そのものが一枚の絵画のように感じられる瞬間です。
訪れる時間帯によって表情を変える風景は、四季折々の美しさを見せてくれ、アート鑑賞とともに自然との一体感も楽しめます。
日本文化の粋を体験できる「能楽堂」と「茶室」
館内には能楽堂も併設されており、タイミングが合えば実際の能や舞の公演も観ることができます。また、庭園内には本格的な茶室「光琳屋敷」があり、抹茶をいただきながら日本文化の美に浸ることができます。
静かな時の流れの中で、五感を通じて日本の伝統と芸術にふれる――そんな贅沢な体験が、ここMOA美術館には詰まっています。
熱海の自然と文化が融合するMOA美術館。喧騒から離れて、美に心を委ねるひとときは、まさに「心のリトリート」。芸術に癒されたい、そんなときにはぜひ足を運んでみてください。
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